クレーンは、ただ吊るだけじゃない
スキルを磨くことで自分も周囲も幸せになる

クレーンの仕事には、鍛錬もセンスも必要です。基本的にはひとりで現場に向かうので、自分がしっかりしないといけません。現場での人間関係はオペレーション技術が上がることにより、やりやすくなります。最初の頃はいろいろと指摘されることもありますが、めげないことです。
会社に戻れば、先輩方が良き相談相手として親身に話を聞いてアドバイスをくれます。真剣なときは真剣に、かつ和気あいあいと過ごせる会社で、私もその雰囲気に救われています。

スキルを上げるには、先輩のアドバイスはまず実践すること。あとは現場を知ること。現場の流れがわかると、指示がある前に空気を読んで次の場所で待機できます。その姿に職人さんたちも信頼を感じてくれるのです。仕事終わりに職人さんから「ありがとう」と言ってもらえた日は、「今日も1日いい日だった」と、とても気分良く帰路につけます。そう言ってもらえるのは、作業の段取りが良く、現場が円滑にまわり、事故なしで作業を終えられたからなので。
クレーンオペレーターは現場が命です。ひとつでも多くの場数を踏んだ方がいいので、興味を持たれたら、まず飛び込んでみてください。

重機の操作感は爽快
多様な機械があり飽きない現場

私は地盤改良工事担当です。HySPEED工法、柱状工法、鋼管杭工法、浅層混合処理工法など、全部の施工ができます。
重機もユンボ、クローラー、杭打ち機など一通り運転可能。前職での現場管理や土木の経験も今の仕事に生かされています。
職場はとても働きやすいです。現場は任せてもらえているので、自分の采配で仕事を進められますし、待遇面にも配慮があります。地盤事業部、クレーン事業部、建材事業部と分かれていますが、会社の人は事業部にこだわりなく話しやすい方ばかりです。
現場には、機械に乗る人、「手元」というオペレーションの補助をする人など3人1組くらいで行くので、チームワークは重要です。クレーン部の方が現場を手伝ってくれることもあります。現場では、大きな機械に乗れる楽しさもあります。私は特にバックホーといってユンボが好きです。この間初めて、柱状改良ができる「GI130」という大きな機械を運転しました。直径1200㎜までの杭を深さ10～20ｍまで打てる機械で、ウキウキしました。重機の操作感はたまりません。興味のある方はぜひ入社を検討してみてください。