地盤事業部 地盤調査

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地盤調査(スウェーデン式サウンディング試験・ボーリング試験)

スウェーデン式サウンディング試験とは?

スウェーデン式サウンディング試験とは荷重による貫入と回転貫入を用いた試験方法です。
この試験方法により土層の構成を把握することが可能です。
ロッドを埋め込み5kg 15kg 25kg 50kg 75kg 100kg と最大100kgまで負荷をかけて、規定の深さまでロッドをねじ込んでいきます。 地層が固くハンドルを回してもなかなか地中深くまで入らない場合は
測定を終了します。 この試験方法は装置の操作が容易で迅速に測定ができ、現在最もポピュラーな地盤調査方法で住宅建築の地盤調査では、約80%がスウェーデン式サウンディング試験で地盤調査します。

スウェーデン式サウンディング試験で使う先端の写真です。
地面に対して垂直に立て 回転貫入しながら地中深くまで貫入させます。
写真は規格通りの径か測定しています。丸いリンクゲージを使い確認しているところです。 JIS規格で定められてるため摩耗してφ30mm以下になったものは使用しません。

規定の深度まで到達 もしくはハンドルの回転数が規定の回転まで達するとロッドを地面から引き抜きます。その際に付着した土も調査の対象になります。
付着した土から性質や酸度 含水比等あらゆる角度から調査していきます。

写真はphを測定しています。
土がアルカリ性 酸性 中性を確認することが重要です。

スウェーデン式サウンディング試験のメリット

調査が容易で比較的安価。
柔らかい地層の有無が分かる 機動性に優れ狭小地での調査が可能。(既存住宅の調査もご相談ください。)
超軟弱な粘性土地盤でも連続的なデータの測定が可能。
サンプラーによる試料採取が可能。
複数点調査の為軟弱層の違いが良くわかる。
凡用性が高いため、蓄積データが豊富。

 

スウェーデン式サウンディング試験のデメリット

ガラや玉石等により深部への貫入が困難
地層分類の判別が試験者の経験や感覚に委ねられ、個人差が出やすい。
10mを超える場合、摩擦により過大評価となってしまう。
盛土が堅固な場合、深部のデータが過大になりやすい。

スウェーデン式サウンディング試験のグラフです。
半回転数が多いほど換算N値の値は大きくなります。
回転数が0の場合 一般に自沈層と呼ばれていいます。
自沈層がある場合は特に検討する必要があります。

ボーリング調査とは?

ボーリング調査とは、地面に穴を開けて一定の深さごとに土を採取し地層の深さ地層の構成や地層の強度を調べるものです。
地面に小さい穴を開けてボーリングロッドと呼ばれる棒状の先端に土を採取するための器具が取り付けられています。
貫入試験は、重さ63.5kgの重りを所定の高さから自然落下で叩きこみ深度30㎝貫入するのに要した重りの打撃回数を記録します。1m毎にデータ(N値)を記録します。

 

ボーリング調査で採取した土で様々な土質試験や分析ができる試験になります。
よく三角のやぐらを立ててる風景をよく見かけると思いますがこれは地質調査を行っている風景です。


ボーリング調査で得られるデータを表にまとめたのがこちらのグラフになります。
打撃回数(N値)が多いほど強固な地盤と判断できます。

ボーリング調査のメリット

採取試料から土質の詳しい判断が可能。
支持層の測定が可能。
サンプラーによる試料採取が可能な事から各種試験に対応ができる。
10m以上の調査が可能。
凡用性が高いため、蓄積データが豊富。

 

ボーリング調査のデメリット

1地点の調査でもスウェーデン式サウンディング試験と比較して価格が割高になる。
試験者により人為的誤差が生じる事がある。
4×5m程度の作業スペースが必要。
多くの測点を測定するには時間とコストがかかる。
孔内水位と自然水位は必ずしも一致しない。